真岡線のSL

先日、真岡線益子駅付近でSLと出会った。あわててカメラを向けたが、ピントはいまいち。 (90日をすぎて投稿がないとトップに広告が表示されるというので、とりあえず)

お詫び

ことしになってからブログの更新ができていません。もうしばらくお待ちください。お詫びにというわけではありませんが、先日、秋田県の仁賀保方面に行ったときに撮った鳥海山の写真を二枚、載せておきます。

冬の鶯

最近、家の庭で鶯をよく見かける。とくに天気のいい朝方、たいがい一羽で飛んでくる。春の鶯と違って滋味だが、なかなか愛らしい。 調べてみると、鶯は冬場、山から平地に下りてきて餌をさがすのだという。鳴き声ははっきりと聴いたわけではないが、チャッ、…

益子でも初雪

急な寒波に襲われ、益子でもこの冬初の降雪があった。昼をまわって、いまもまだ降りつづいている。 庭の百日紅もすっかり雪化粧 仕事場から 【追加】翌朝(明け方の気温は益子で-4℃だった)

「見捨てられたモノたち」を再生―中村学のオブジェ by Gallery noie (益子)

栃木県益子町の北部、林のなかにぽつんと一軒のギャラリーがある。noie (ノイエ)という。「の家」を意味するらしい。「の家」の前にはいろんな言葉(あるいは記号でもいい)が入りそうだ。「おれ」でもいい、「X」でもいい。オーナーがそう考えたかどうか知…

コスモス祭と聞いて行ってみたが……

前から気になっていた神社を訪ねていっての帰り、不覚にも小さな窪地に足を取られた。危うく転倒しかけ、それをなんとかこらえたものの、支えたほうの足首をくじいてしまった。そればかりか、その衝撃で頸まで痛めた。明くる日になると頭痛、めまいがひどく…

益子・成井窯の窯炊き

隣の成井窯で窯炊きが始まった。きのう(28日)の朝7時に火を入れて一昼夜半、やっと2房目の焼成に入った。きょう中に3房目まで焼成し終え、二昼夜おいて窯出しになる(らしい)。 きのうから手伝いの人が何人も来ていて、ほんとはこちらも手伝いたいと…

益子は蕎麦の花が真っ盛り

蕎麦の産地といえばすぐ北海道や東北、信州を思い浮かべるが、北関東、なかでも茨城県や栃木県はそれらに比肩するほどの産地なのだそうだ。 農水省の統計によると、2015年の都道府県ごとの蕎麦生産量は、北海道がダントツの一位で、二位が長野県、三位が…

5年目の盆

信仰心もないのに、継ぐ者がいなくて墓守を引き受けてしまった。といっても、もう25年もむかしのことだ。 墓には妻の両親が入っている。その墓守の役目として、盆と彼岸の墓参りは欠かさない。家には遺された仏壇もあって、あまり熱心ではないけれどときど…

益子虫雑感

二日前の早朝、庭掃除をしていて、家の外壁にくっついている羽化したばかりのセミとその抜け殻を見つけた。セミのことはよく知らないが、アブラゼミでもミンミンゼミでもないことは確か。このところ夕刻になるとカナカナゼミが鳴くから、たぶんそれではない…

大震災から5年3ヵ月、三陸沿岸、福島県沿岸をめぐる

5月末から6月初めにかけて震災被災地をまわった。震災後まもなく主に三陸沿岸を取材で歩いて以降、3月11日とその前後には被災地の現場に立つ、と自らに課してきた。 当時、仙台市の若林区にいて、自宅はさして被害もなかったが近くまで津波が押し寄せ、…

転居から1ヵ月余、益子から

益子の新居に落ち着いて1ヵ月あまりが経った。引っ越し荷物の整理もなんとか済んで、まわりに気を配る余裕もできた。同時に、少しずつ仙台との違いもわかってきた。 気候は内陸型なのだろう、海が近い仙台とくらべると、気温は日中高く朝晩が低い。つまり、…

ようやく転居完了

4月下旬、ようやく益子に転居することができた。いろんなアクシデントが重なり、予定より1ヶ月半遅れの引っ越しとなった。すでにきょうは5月朔日、新居の下の通りでは恒例の陶器市が開かれている。ゆっくりと見てまわりたいところだが、荷物の整理がつか…

仙台から益子へ

来年三月早々、住み慣れた仙台を離れて栃木県の益子町に移住する。いまいる土地に飽いたとか、移住先に娘たち家族が住んでいるとか、違った環境で新たな仕事に挑みたいとか、理由をあげればいろいろあるが、もう少し静かな場所で暮らしたいと思っていたとこ…

このところ忙しくて

大半はさもない用事なのだが、毎日がなんとなく忙しく過ぎていく。下手をすると3日もメールチェックをしないこともあって、気がついたら山のようにメールが届いているといった具合。といっても、これまたさもない、ネットショッピングをしてうっかり購読し…

土祭&成井恒雄展in益子

「土祭」と書いて「ひじさい」と読む。3年に一度の、9月の新月から満月にいたる期間、焼き物の町として知られる栃木県益子町で開かれる土にまつわる祭りだ。 歴史は浅い。第1回は2009年9月で、「窯業と農業の町として、足元の土を<命を循環させるす…

おしらせ

毎月本ブログを月中と月末に更新していますが、夏期休暇のため8月下旬まで休ませていただきます。たぶん、8月末分から再開できると思います。 ご了承ください。

狐に取り憑かれそうになった婆さんの叫び

近所に80過ぎの老夫婦と60近いひとり息子の、三人家族が住む家がある。この家に、先月来、頻繁に救急車が来る。いちどは消防車が来たこともあった。けれど、誰も運ばれた様子もないし、火が出た様子もない。 そんなある日の夕暮れどき。爺さんが家の玄関…

このところの高血圧、安倍政権の暴走が原因かと……

春先からめまいがしてならない。立っていられないほどひどくはないごく軽いものだが、それでも日ごとに頻度を増すものだから不安になった。というのも、昨年6月、旅先の旅館で朝大めまいに襲われ、救急車で搬送される騒ぎを起こしているからだ。 搬送先の病…

原発で釣り場を失った友を思いつつ、外道のイナダを食べ尽くす

知人が大量のイナダを持ってきた。イナダと聞いても西日本の人たちには耳慣れないかもしれないが、出世魚であるブリの子どもと言えば見当がつくだろう。地方によってはツバスとかハマチなどとも呼ばれていて、関東ではさらにワラサとなってブリに成長する。 …

「成井恒雄展」in 松本 LABORATORIO

5月30日、31日、長野県松本市で「クラフトフェアまつもと」が開かれる。主催者のNPO法人松本クラフト推進協会によると、これには全国の陶芸、ガラス、木工、金属、染色などの作家、工芸家およそ一千人が応募、そこから選考された300人ほどの作品…

厄除けに寝床で落語を聴く

集団的自衛権の行使だの安保法制だのと「戦争する国づくり」へ猛進する安倍政権と、その政権の脅しにおびえて批判精神を失ったテレビ報道に、腹立たしさと苛立ちがつのる。それが日ごと昂じてきて、このところひどく寝付きが悪くなった。そればかりか、よう…

Myカップ展 in 仙台・秋保「木の家」のこと

Myカップ展~300cups collection~と銘うった展示会が、仙台市秋保の「木の家・秋保手しごと館」で開かれている。地元工芸作家を対象に毎年この時期に開かれている企画展で、今回は地元以外からも何人か参加、栃木県益子町で焼き物をつくっているわが娘(成…

夢に見る震災はなにを語るのか

変な夢を見た。 郷里の石巻のどこかはわからない、しかし懐かしいと感じるらしい場所の、いまはがれきの原となったところにいた。その一角だったかに、少年時代の仲間たちが集っていた。なかに、いまも交流がある友人が二人いた。 その一人が手招きをする。…

老人が手紙にこめた「窓あけて窓いっぱいの春」

3.11大震災の津波で被災し、いまも釜石市鵜住居の仮設住宅に暮らしている老人から手紙が届いた。手紙には先日訪ねたことへの礼に加えて、「窓あけて窓いっぱいの春」という山頭火の句が書き添えられてあった。 手紙はうれしかった。が、一方で、東側を山…

3.11大震災から4年 また被災地をめぐる

3.11大震災の被災地を、折にふれて訪ねている。被災地という意味ではわたしの住むところも同じなのだけれど、現実にはこれといった被害をこうむっておらず、被災者が味わったはずの恐怖も悲しみも苦しみも実体験していない。それがある種やましさに似た…

3.11とモディアノ『1941年。パリの尋ね人』

3.11大震災からまもなく4年になる。いまだに2590人の行方がわかっていない(2015.2.10 警察庁調べ)。遺体が見つかっても、どこの誰かがわからない人たちも少なくない。なのに、震災のことも犠牲者のことも、時とともに忘れ去られていく。 人々の記…

にかほ市金浦の「掛魚まつり」を見にいく

秋田県にかほ市金浦に、元禄時代から300年以上もつづく「掛魚(かけよ)まつり」という伝統行事がある。掛魚(かけよ)とは、案内によれば、「漁から帰った漁師が氏神様や恵比寿様にお供えする魚のこと」だそうで、金浦では金浦漁港で水揚げされた大鱈が使…

野里征彦著、震災小説集『渚でスローワルツを』が刊行

岩手県に在住しながら旺盛な創作活動をしている野里征彦の新しい作品集が、このほど本の泉社から出版された。著者は東日本大震災時の津波で大きな被害を受けた被災地に住んでおり、これまでも被災地、被災者の位置からいくつもの作品を紡いできた。新著には…

『暗いブティック通り』や『ストーナー』のことなど

昨年の12月はじめから身辺にかかわることで多忙をきわめ、一年を振り返る余裕もなく、あっという間に年を越してしまった。それが、年が明けてもなおつづき、松の内を過ぎてようやく人心地ついた。気がつけば、本ブログを一ヵ月も投げ出していた。 おかげで…

北原耕也著「野中クインテット」(承前7)

ひきつづき、北原耕也の短編小説「野中クインテット」を掲載します。今回が最終回です。

北原耕也著「野中クインテット」(承前6)

ひきつづき、北原耕也の短編小説「野中クインテット」を掲載します。今回はその六回目。

北原耕也著「野中クインテット」(承前5)

ひきつづき、北原耕也の短編小説「野中クインテット」を掲載します。今回はその五回目。

北原耕也著「野中クインテット」(承前4)

ひきつづき、北原耕也の短編小説「野中クインテット」を掲載します。今回はその四回目。

北原耕也著「野中クインテット」(承前3)

ひきつづき、北原耕也の短編小説「野中クインテット」を掲載します。今回はその三回目。

北原耕也著「野中クインテット」(承前2)

ひきつづき、北原耕也の短編小説「野中クインテット」を掲載します。今回はその二回目。

北原耕也著「野中クインテット」を公開します

今回から週一回、計七回にわたって、北原耕也の短編小説「野中クインテット」を公開します。一年前、仙台市にあるサークル誌に掲載した作品ですが、すでに次号が出ているので転載することにしました。 ルビが多いのでそのままでは掲載できず、いったん画像に…

再び、にかほ市金浦へ

このところ、頻繁に出かけまくっている。といって、忙しく出歩かなければならない用事があるわけではない。むしろその逆で、用事なんてあってないも同然。にもかかわらず、出て歩く。 やっと気持ちのいい季節になり、家のなかにじっとこもっているのがつらく…

旅の途中、秋田県増田町の内蔵を観る

9月半ば、所用で秋田県にかほ市に行ったおり、同県増田町(現横手市増田町)に立ち寄った。増田町はわたしの祖父母(正確には血縁のない祖父母だが)の出身地で、蔵のある町として知られる。町の中心部の七日町には、いまも多くの蔵が残っている。 とはいえ…

秋の気配に、肘折温泉を訪ねる

計画していた地元の文学サークルの合宿がとりやめになった。会合はともかく、久しぶりの飲み会になると楽しみにしていたのだったが、肩すかしを食らった。ビールを差し出されて、受けるつもりが不意に引っ込められたみたいな、なんとも間が抜けた気持ちだっ…

「漂流怪人」きだみのる のこと

『図書』『波』『本』『本の窓』『青春と読書』『ちくま』。すべて出版社のPR誌(書評誌)だ。毎月、発行と同時に本屋から届けられる。内容は出版社によって様々だが、連載も含めてそれぞれ短く、肩のこらない読み物が多い。 だからといって、けっして軽い…

室生寺の仏たちに会いにいった

仙台市博物館で催されている「奈良・国宝 室生寺の仏たち」を観にいった。東日本大震災復興祈念特別展として企画されたこの展示会はもちろん東北地方初開催で、パンフレットには、この種の公開は仙台市博物館のみでおこなわれるとあった。もしそうなら、この…

暑中お見舞い申し上げます

「国営放送」へと進むのか、変質するNHKの報道

集団的自衛権の行使容認問題で菅義偉官房長官へのインタビューを放映した7月3日放送のNHK「クローズアップ現代」が関心を集めている。火をつけたのは7月11日発売の週刊誌『フライデー』。同誌は「安倍官邸がNHKを "土下座" させた一部始終」の大…

震災後文学について考える

ずっと、震災後の文学について考えてきた。そのために、この間、そうした小説やそれらを論じた評論を可能なかぎり読むよう心がけてきた。とはいえ、発表された作品の数からすればごく一部にすぎず、それでなにかがわかったという気はまだしていない。 自宅か…

5月、長野で

5月のある週末の三日間、長野県に行った。栃木県益子にいる娘たちから、仕事で松本市のギャラリーを訪ねるので合流しないかと誘われ、魂胆は見え見えだったけれど、かねてから行きたかったところだったのでそれに乗った。 昔、短い期間だったが旅行会社に勤…

『こつなぎ物語』刊行を祝う会に出て思うこと

野里征彦著『こつなぎ物語』がこの春完結し、第二部、第三部が同時出版された。その「刊行を祝う会」がこのほど盛岡市で開かれ、案内をもらってわたしも出席した。「会」は岩手こつなぎの会と民主主義文学会盛岡支部が主催したもので、岩手県内外から70人…

成井恒雄さんの器のことなど

5月のはじめ、何年かぶりに益子の陶器市に行った。益子には陶器市に関係なく年に何度か訪れているが、まだ仕事を持っている妻を伴って行くとなると、どうしてもまとまった休みのときになってしまう。今回は知人も同行したいというので、この連休になった。 …

のっつぉこいで清水寺

少し前になる。花巻市郊外の一軒宿の温泉に泊まった翌朝、例の「のっつぉこぎ」の性がでて、できるだけ幹線道路を通らないで仙台の自宅に帰ることになった。田舎道を選んで、ともかく南南東方向に進もう。方角さえ誤らなければ、いずれ目的地に着くはず。そ…

高見恒徳の詩集『異境の地で二度殺されたアリランの父よ』が刊行

高見恒徳の詩集『異境の地で二度殺されたアリランの父よ』がこのほど出版された。長年温めてきて、さらに長い時間をかけてまとめ上げた渾身の長編詩である。その経緯、創作にかけた作者の思いについては、詩人・大岩弘氏の本書に寄せた序文がいい。著者の了…