2016-01-01から1年間の記事一覧

冬の鶯

最近、家の庭で鶯をよく見かける。とくに天気のいい朝方、たいがい一羽で飛んでくる。春の鶯と違って滋味だが、なかなか愛らしい。 調べてみると、鶯は冬場、山から平地に下りてきて餌をさがすのだという。鳴き声ははっきりと聴いたわけではないが、チャッ、…

益子でも初雪

急な寒波に襲われ、益子でもこの冬初の降雪があった。昼をまわって、いまもまだ降りつづいている。 庭の百日紅もすっかり雪化粧 仕事場から 【追加】翌朝(明け方の気温は益子で-4℃だった)

「見捨てられたモノたち」を再生―中村学のオブジェ by Gallery noie (益子)

栃木県益子町の北部、林のなかにぽつんと一軒のギャラリーがある。noie (ノイエ)という。「の家」を意味するらしい。「の家」の前にはいろんな言葉(あるいは記号でもいい)が入りそうだ。「おれ」でもいい、「X」でもいい。オーナーがそう考えたかどうか知…

コスモス祭と聞いて行ってみたが……

前から気になっていた神社を訪ねていっての帰り、不覚にも小さな窪地に足を取られた。危うく転倒しかけ、それをなんとかこらえたものの、支えたほうの足首をくじいてしまった。そればかりか、その衝撃で頸まで痛めた。明くる日になると頭痛、めまいがひどく…

益子・成井窯の窯炊き

隣の成井窯で窯炊きが始まった。きのう(28日)の朝7時に火を入れて一昼夜半、やっと2房目の焼成に入った。きょう中に3房目まで焼成し終え、二昼夜おいて窯出しになる(らしい)。 きのうから手伝いの人が何人も来ていて、ほんとはこちらも手伝いたいと…

益子は蕎麦の花が真っ盛り

蕎麦の産地といえばすぐ北海道や東北、信州を思い浮かべるが、北関東、なかでも茨城県や栃木県はそれらに比肩するほどの産地なのだそうだ。 農水省の統計によると、2015年の都道府県ごとの蕎麦生産量は、北海道がダントツの一位で、二位が長野県、三位が…

5年目の盆

信仰心もないのに、継ぐ者がいなくて墓守を引き受けてしまった。といっても、もう25年もむかしのことだ。 墓には妻の両親が入っている。その墓守の役目として、盆と彼岸の墓参りは欠かさない。家には遺された仏壇もあって、あまり熱心ではないけれどときど…

益子虫雑感

二日前の早朝、庭掃除をしていて、家の外壁にくっついている羽化したばかりのセミとその抜け殻を見つけた。セミのことはよく知らないが、アブラゼミでもミンミンゼミでもないことは確か。このところ夕刻になるとカナカナゼミが鳴くから、たぶんそれではない…

大震災から5年3ヵ月、三陸沿岸、福島県沿岸をめぐる

5月末から6月初めにかけて震災被災地をまわった。震災後まもなく主に三陸沿岸を取材で歩いて以降、3月11日とその前後には被災地の現場に立つ、と自らに課してきた。 当時、仙台市の若林区にいて、自宅はさして被害もなかったが近くまで津波が押し寄せ、…

転居から1ヵ月余、益子から

益子の新居に落ち着いて1ヵ月あまりが経った。引っ越し荷物の整理もなんとか済んで、まわりに気を配る余裕もできた。同時に、少しずつ仙台との違いもわかってきた。 気候は内陸型なのだろう、海が近い仙台とくらべると、気温は日中高く朝晩が低い。つまり、…

ようやく転居完了

4月下旬、ようやく益子に転居することができた。いろんなアクシデントが重なり、予定より1ヶ月半遅れの引っ越しとなった。すでにきょうは5月朔日、新居の下の通りでは恒例の陶器市が開かれている。ゆっくりと見てまわりたいところだが、荷物の整理がつか…