益子はソメイヨシノが満開だ。日当たりのいいところでは散り始めたところもある。そこで久しぶりに晴れたきのう、周辺を見て歩いた。以下、そのときの写真から。
わが家の下にある神社の桜
近所の桜
眺めていてなんだか眠くなってきた。
東日本大震災からまもなく12年。ことしも被災した各地をめぐり歩く。3月11日から一週間、久しぶりに下北半島まで足を延ばす。『原発ドリーム』の取材で訪れたところをもういちどたどるつもり。
これまでと同様、今回も取材が目的で行くわけではない。単にその年そのときの様子を見ておきたい。それを少しのあいだだけでも記憶にとどめておきたい。街とか、人とか、景色とか――。しいてあげればそんな理由から。
だからなにかに役立てようといった考えは端からない。そういう下心があると見えるものも見えなくなる。なのでただその場所に身を置く、それだけ。それだけだけれど、それがいちばんいいことのように思っている。
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下は、2012年3月上旬に下北半島を訪ねたときの写真の一部。
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残すところあと一日となってしまった。やり残したことがいくつもあったが、仕方がない。年が明けたらまたやろう。
一週間ほど前のこと、「夭折の画家たち」展をやっているというので笠間日動美術館を訪ねた。目当ては松本竣介だったが、萬鉄五郎や佐伯祐三などの作品もあって久しぶりに好きな画家の絵を堪能することができた。
美術館には、この「企画展示館」のほかに印象派からエコール・ド・パリの画家たちの作品を展示した「フランス館」があり、モネ、ドガ、ルノワール、ゴッホ、ピカソ、フジタなどの作品がいつでも鑑賞することできる。また著名な画家たちが使ったパレットを展示した「パレット館」もあり、常時200以上のパレットが観られるようになっている。これがなかなかおもしろくて、何度観ても飽きない。
車で30分ほどの場所にこういう美術館があるのはほんとうにうれしい。
上は「パレット館」。ここだけは撮影が禁止されていないみたいだったので、入り口から一枚だけシャッターを切らせてもらった。