町の北部、わが家からだと4キロちょっとのところに亀岡八幡宮という神社があり、隣接して小宅(おやけ)古墳群がある。総数35基(前方後円墳6基、円墳29基)からなる古墳群で、うち前方後円墳5基、円墳12基が県指定の史跡になっている。とは町のホームページを見て知った。
その古墳群のある一帯が菜の花と桜の名所だと聞いて、早速行ってみた。そこは南に面した緩やかな丘陵地で、桜の木々と菜の花に包まれて大小さまざまな古墳が築かれている。全体が公園のようで、散策路も整備されている。
桜は咲き始めのものから満開、さらに散り始めたものもあって、菜の花はこれからが見ごろといったところか。園内では地元の人が手作りの弁当や飲料を販売しており、茣蓙の無料貸し出しもおこなっている。手ぶらで行っても十分に楽しめる。
わたしも散策してから買った弁当を食べ、あとは茣蓙に横になってのんびりと昼寝をした。おかげで、穏やかな、心地よい一日をすごせた。