23日から25日まで益子祇園祭が催され、最終日の夜の御上覧を見物した。益子に住んでから三度目になる。
益子祇園祭はおよそ300年前、当時流行った疫病と不作をもたらす怨霊を鎮めるため始められたと伝えられる。町内五つの地区から代々伝わる屋台が出て、町内を巡行する。23日の出御祭に始まって、24日の御神酒頂戴式(関東三大奇祭の一つだそうだ)、25日の還御祭とつづき、最後は屋台を神前奉納する御上覧で締めくくられる。
初日の夜の手筒花火とあわせこれがなかなか勇壮で、周辺は凄まじいばかりの熱気と興奮に包まれる。もちろん、わたしとて同じ。あげく、勢いあまって居酒屋へと走る。
祭りはいい。